Over Heating Love

とか、榎さんに言われてる中禅寺がいいな！
※タイトルのようなセリフはありません



今日は、京極堂語り。


「塗仏の宴」ネタバレあり

今日は、宴の始末を読んでいて。


「――どっちにしても――お前だけが辛いことになる訳か」

という榎さんの、中禅寺へのセリフにキュンキュンしました！！
※↑のセリフは本当です

その後の、

「善く解るな」
「探偵を馬鹿にするな。僕は見抜いたぞ」
「なら放っておけ」
「他人を頼らないにも程があるぞこの本屋」
「あんたこそ――世話を焼く柄じゃないだろう」

の、やり取りとか本ト胸キュン。
他の誰も気づいてなくても、榎木津だけは中禅寺の辛さに気付いてる。

さらにその後の、

「僕の行為によって犠牲者が出ることを好まない」
「狡い」
「ああ狡いさ。狡くなくては――この位置は辛い。
僕は生まれてこの方、自分が狡くないと思ったことは一度もないよ。僕は狡い」

にやられた。
自分の立ち位置を、“辛い”を感じてるのを、
さらっと言っちゃうとことか。榎さん相手だから、
こんな風に、ついさらっと言っちゃったんだったら萌える！
それに、自分を「狡い」と断言しちゃう中禅寺が切ない。

で、

「お前――このままにしておくのは嫌なんだろ」
「放っておけばこれ以上周囲に累は及ばない」
「でもお前が嫌なんだろ」
「だから――」
「いいから自分の話をしろ」

ここにとどめをさされた。

中禅寺に詰問する榎さんカッコイイ！
中禅寺を怒ることができる友人は、榎さんだけだと思う。

何だかんだで、中禅寺は優しい人だから、
人の知らないところで色々と背負い込んでそう。
でも、榎さんだけはそれを察知して、ちゃんと叱ってやるんですよ。
「お前が背負うほど価値のあるものじゃないぞ！そんなものは捨ててしまえッ！」とか。
「そんなに色々背負うから、潰れるんだッ！京極、お前力仕事はしないんだろ！」とか。
中禅寺も、榎さんだけには何か言い返せなかったりしたら萌える！

それにしても、これで借りていた京極堂シリーズ読破しちゃった。
続き、読みたいナァ･････

あぁ、自分で買っちゃえばいいのか。




買おうかな･･････････まんだらけとかで。