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2024/07/05 05:41 |
栄養補給の手段は…(TOV/FY)
『バカップルな2人のお題』より「02.栄養補給の手段は…」

バカップル、フレユリ第二弾。

今回も、気持ちR15。


フレユリは微エロが好きみたいだと気づきまs(ry


あぁもうバカップル。
EDを見てないのに、ED後設定とかいう無謀さ。
まぁ捏造に近い感じですが。別にED見てなくても書ける範囲で書いてみた。
++++++++++

 02. 栄養補給の手段は…


「・・・今頃、君はどこにいるんだ・・・ユーリ」

自らの部屋で、フレンは今どこにいるか分からない幼馴染みを思い浮かべた。
全ての戦いが終わって・・・彼は、今は自由に生きている。

広い世界を知ってほしい

それは、フレン自身の望みであったはずなのに。
いざ、彼が広い世界へ飛び立っていくと、何故か心に隙間ができたようだった。

「・・・・・・・・はぁ・・」

思わずため息をついた瞬間


ふわりと、懐かしい香りがした。


「何ため息なんかついてんだよ、騎士団長さま」


「っ!?」


驚いて振り返ると、最後に会った時と変わらぬ幼馴染みの顔があった。

「ユーリ・・・どうしてここに・・?」
固まっているフレンを見て、「そんなに驚くなよ」と笑いながら近づく。
「たまたま、帝都に用事があったからな。戻ったついでだ。それにしても・・・」
ユーリはぐるりと部屋を見渡した。
団長になる前から、ずっと変わらない部屋。
それは、出世をしたからと言って権力を振りかざすことを良しとしない、フレンを象徴するかのようだ。
ユーリは一人小さく笑う。
「・・お前、団長になっても部屋変わってねぇのな。
 まぁ・・・そこが、お前らしいところなんだけど・・・っ!?」
「ユーリっ!!」
突然引き寄せられて、ユーリはバランスを崩してフレンの胸に倒れ込む。
「ちょっ・・・危ないだろーが」
「すまない・・けど、どうしてもユーリをこうして抱きしめたかった」
「お前、どうしたんだよ急に・・・」
「急にじゃない。この2ヶ月、ずっとユーリのことを考えていた」
「ずっとって・・・フレン・・お前、騎士団長が俺なんかのことばっか考えててどーすんだって」
呆れたような口調で言いながらも、ユーリはフレンの腕から抜け出そうとはしない。
「仕方がないよ。僕は・・昔から、ユーリのことでいっぱいなんだから」
「・・・あのさ、フレン」
「・・・何?ユーリ」
「俺が今日、来たのにはさ・・・実は理由がある」
「理由?」
少しだけ身体を離して、フレンはユーリを見た。
「そう。最近、何だかんだ働き詰めなんだよ」
そう言ったユーリの瞳が、悪戯っぽく細められる。
「だから・・・・」
「っ・・・!?」

瞬間、今度はフレンがユーリに引き寄せられた。
そのまま、背後にあったベッドにユーリを押し倒す形で倒れ込む。

「だから・・・栄養補給・・・なんてな」
「ユーリ・・・っ」
「ん・・・」

軽いキスの後、ユーリはフレンの背中に腕をまわす。

「なぁ・・・シようぜ?」

熱い吐息と共に耳とどいたユーリの声は、フレンの理性を焼き切るのに十分なもので。
フレンは、ユーリの唇を塞いだ。
先程のキスとは違い、濃厚なキス。

「ん・・・ふっ・・・・」
「っ・・・・・こんなことして、僕が手加減できなかったらどうするんだ?」
「・・・手加減なんて、いらねーよ」

キスの余韻に、瞳を潤ませながらもユーリはいつものように笑う。
その笑顔は、壮絶な色香を漂わせていて―――

「今日は寝かせてあげられないかもしれないぞ」
「ん・・・上等、だ・・・こい、よ・・・・・・っん」

ユーリの言葉をうけて、フレンは再び深いキスをした。




二人の夜は、まだ始まったばかりーーーー
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2009/04/03 22:08 | Comments(0) | テイルズ(V:フレユリ/S:ロイゼロ中心)

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