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2024/07/05 05:31 |
何度も言わせる惚れ台詞(TOV/FY)
 初、TOV。
『 バカップルな二人のお題』より、「01. 何度も言わせる惚れ台詞」

まだEDまでプレイしていないから、
ED後とか書けない・・・・!!!

でも書きたい衝動を抑えきれなかった。

フレユリ激甘。 R15くらい。

何度も言わせるというか、何度も言ってるだけですがw


私が望む、フレン×ユーリ像その1=ラブラブバカップルです。

ちなみに、
その2はユーリ片想いで、フレンがノンケの切ない系
その3は、ユーリがノンケでフレンが片想いのシリアス系

フレンが片想いだと、黒フレンを考えてしまいます。
一種のヤンデレみたいな感じで。

ついでにその4はフレンがユーリ大好きすぎて気持ち悪くて、それにドン引きするユーリ なギャグ。


蛇足:ユーリとフレンは身長一緒だけど、ユーリの方が体重軽くて細いといい。



+++++++++


01. 何度も言わせる惚れ台詞



「好きだよ、ユーリ」

 脱力したままの身体を抱きしめて囁くと、ユーリがくすぐったそうに笑う。

「お前、それもう何回目だよ」

その笑顔も愛おしくて、額に軽く口付ける。

「何回でも言いたいんだ・・・いや、何回言っても足りないな。  
 僕のユーリへの想いは、言葉では表せない」

そう言って見つめると、ユーリはふいと視線を逸らす。
「お前・・・なんで、そう恥ずかしい台詞が言えるんだよ」
「僕は、恥ずかしいとは思わないよ」
「お前は恥ずかしくなくても、俺が恥ずかしいっつーの」
小さく聞こえた声に、僕はユーリに気づかれないように笑う。
ユーリは照れると、すぐに拗ねてしまうから。

「ユーリは、僕にとってこの世界で1番大切な人なんだ。
 そんな君への想いだからか・・僕は、何度でも君に伝えたくなる。
 言葉では表せないって思ってはいるんだが・・・それでも、伝えたいと願ってしまう」

自分の正義を貫く、その強い意志。
闇に溶けるような黒い髪に、吸い込まれてしまいそうな瞳。
綺麗に筋肉はついているけれど、それでも僕よりは幾分か細い身体。

ユーリの全てを、僕は愛している。

「好きだよ、ユーリ」
「だから、分かったって」
「そう?じゃあ、ユーリは?」
「・・・・は?」

逸らしていた視線を戻して、ユーリは瞬きをした。

「僕はユーリが好きだけど・・・ユーリは?僕のこと、好き?」
「おまっ・・・そうじゃなきゃ、こんな状況になってるわけないだろ」
「それはそうだけど」

《こんな状況》とは、今の僕とユーリの状態のこと。
僕もユーリも、服は着ていない。そして、同じベッドに寝ていて。
僕はユーリを抱きしめている。

聞かなくても、分かってる。

「でも、僕は聞きたい。ユーリの声で、ユーリの心を」
ユーリを抱く腕に、少しだけ力をこめる。
そうして、真っ直ぐにユーリの瞳を見て微笑みかける。
「〜〜〜〜っ!」
そんなことで、真っ赤になるユーリが可愛くて仕方がない。
ちゃんとした大人のようでいて、こんな反応をするのは反則じゃないか。

「・・・・っ・・・だ・・」
しばらくして、ユーリが口を開いた。
「ユーリ?」
聞こえない と言うと、ユーリは1度大きく息をついてから、
思わず怯んでしまいそうなほどの、笑顔を僕に向けた。

「・・・・俺も、お前が好きだ」

「ユーリ・・・」
「・・・これで、満足か?」
「あぁ、ありがとうユーリ」
「んっ・・・」

そっと口づけると、ユーリの身体が微かに震えた。

「愛してるよ、ユーリ」
「っ・・・お前は、言い過ぎなんだよ・・・」
「こんな僕は嫌?」
「・・・・・・嫌、じゃねーから・・困ってんだろ」

そういって、再び横を向いてしまったユーリの頬に 僕はまた、キスをした。
 
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2009/04/03 00:12 | Comments(0) | テイルズ(V:フレユリ/S:ロイゼロ中心)

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